エベレスト(2015)観た

ネタバレ含むので注意。

今回は観ながら箇条書きで感想を書いてたので、あえて書き直さずそれをそのまま載せようと思う。

 

・登山と「残していく存在」には切っても切れない関係があるんだなあ
・ネパール出発って実際こんな感じなのか……煩雑とした街からあんな何もない高所に旅立つってなんか不思議な感じがする
・エベレストの郵便局員は確かにときめくフレーズ
・ブロードピーク、マッキンリーの難易度ってどれくらい?
・登る前のトレーニングに40日も期間取るの!?デスゾーンへの登山なんだからそりゃそうなんだけど、なんかビジネスだからサックリ行ってるイメージあった、でも顧客を生きて返さなきゃいけないんだから念入りにやるしかないよな
・ネパールまで飛行機→合流してブリーフィング→ヘリでルクラ空港(ここでもう標高が2000mある)→ナムチェバザール(3750m)で登山許可証を見せる→僧院で祈祷→5000mにベースキャンプ、なるほど
・タルチョがかかったつり橋を渡るシーンすごくいい
・ベースキャンプマネージャーってのがいることもあるのか
・登山者の慰霊碑ってやっぱあるんだな……
・梵が刻まれた石の描写あるのいいな
・今はこそアイゼンを初めて見る人々も登るのがエベレストという山か……恐ろしいことだな……
・隊医美人過ぎワロタ
・高度順応ってやっぱ停滞するだけじゃないんだな、一か月かけて3回、ちょっと登ってベースキャンプまで降りる、ってのを繰り返すのね~知らなかった
・太陽が高い間にうろつくと雪が溶けて落雪、雪崩、クレバス落下の危険性アップ→早朝に通過するのが吉、山の知恵だ
・低体温症に注意、言語不明瞭や異常行動も……8000m地点で「暑い」と言って全裸になった人もいる……怖すぎる
・昨今の登山ビジネスの問題についての話でもあるのかこれ、なるほどなあ
・二つの隊のスタイルが真っ向から食い違うシーン演出がうますぎる、シェルパの対立、酸素の有無、登る前からめっちゃぴりついてるやんけ
・「俺が山に登るのは、俺が山に登れるからだ」「登らないのは罪だ」ちょっと強すぎて怖いくらいにまっすぐな気持ちだ
・アタックの日の朝にもご祈祷するんやね、これはカエラズノケンで見た!
・ピークアタック直前の感情:頼む誰も死なないでくれ、特にロブとダグとスコット
・いちいち時間が出るの焦らせてきやがる
・うわ…………頂上って、こんな、こんなに何もないところなのかよ、ただここよりも高いところが他になくて、これまで登ってきた誰かが被せた布切れがこんもり積まれてるだけの、2畳くらいのスペース、なんでこんなところに命をかけてこようとするんだよ、おかしいよ……
・難波さんの登頂シーン泣くわこんなん
・ほんとうにほんとうにどうにもならないときの歯がゆさを感じている、山を相手にするってこういうことだ
・山に到来する嵐の影響、突然すぎる、ガスが足元から上がってくる恐怖すごいな
・登る前の人間同士の対立を見せてから、人死にが関われば隊をまたいで協力し合うという、山vs.はかない人間の集まり、になるわけか、うまいなー、泣きながら感心してるいま、感極まってる
・息があるのに置いていかれる人間の描写ほんとうに恐ろしくてぼろぼろ涙が出る、こういうことがきっと本当にあるんだよ、誰にもわからないけど
・ヘリのシーンめtttttっちゃこえええええ
・ロブもスコットもダグもヤスコも、実在してて、エベレストで死んだんだな……
・ロブは今も山の上で、きっと"目印"としてそこに居る
・他の人たちはどうなったんだろう、降ろされたのか、それともまだ……
・もしかしたら、自分にとって何が大切なのかを思い出すために登るのかもしれない、とふと思った
・エンドロールで息切れしてる
・登山コンテンツって、人の人生を何人分も観ている、という感覚が強いからとてもとても感受性が揺さぶられて疲れてしまう、だけど、確かに観てよかったと感じさせる何かがある、観てよかった