Tiny Room Story: Town Mysteryをクリアした
2か月に1度くらいの頻度でApp StoreをDigって気になるアプリを片端からインストールしてみる習慣があるのだけど、今回のゲームアプリもそのひとつ。 何気ない気持ちでプレイし始めたら想像以上の良作だったので夢中になって1日で走り抜けてしまった。
海外産のインディーゲーム。日本語翻訳は付かないけど、単語さえ拾えれば良いので高校英語とGoogle翻訳で何とかなるレベル。途中まで(とは言え結構ボリュームがある、全体の3分の1くらい)は無料で、残りは有料。無料部分を走り切った後なら容易に購入ボタンを押してしまえるクオリティだった。
ひとことで言えば脱出ゲームの要領で、画面をタップしてアイテムを拾い、数字が書かれたメモを頼りにパスワードを解読していく、やってることはだいたい終始そんな感じ。
だけどギミックがとても良くて、正方形の箱庭を回転させて家の裏側やら見えない側の壁やらを調べる必要がある。これが情報量を倍増させていて面白い。脱出ゲーム好きにとって調べる場所は多ければ多いほどワクワクするものだと思う。一見何もないように見える部屋を回転させたら反対側の壁にヒントの文字が……とか、好きでしょ?
グラフィック、操作感、ストーリーも丁寧に作られていると思う。一部の謎解きには納得感が多少欠けている気もするが、ヒント動画が標準装備されているので詰まることはない。
個人的に、インディーゲームならではのパロディネタが豊富に含まれているのがニヤニヤできてよかった。 例のポリゴン車が停まってたり、 ファインディングしそうな水槽だったり、 ケーキは嘘ケーキは嘘ケーキは嘘
これ以外にもいくつか見かけたので、探してみると楽しいかもしれない。 思わぬ良ゲーに巡り会えて幸運だった。